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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

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英単語の覚え方

前回までの記事で、おすすめの単語帳、熟語帳を紹介してきました。
まとめると、

基礎

発展

しかし、いくら良い本を使っていても、効果的な暗記法を知らなければ意味がありません。

この記事では、英単語の効果的な暗記法をご紹介します。
重要なことは次の3点
  • 短期間にたくさん
  • とにかく反復
  • まずは日本語訳から
まず、1点目。
「1日1ページずつ確実に」なんてのは間違いです。どうせ、最後までやりきる前に飽きて投げ出してしまうでしょうし、万が一長い時間をかけて最後まで到達したとしても、そのころには最初の方はすっかり忘れてしまっているでしょう。
「1か月で1冊」とか「2週間で300個」とかいう風に短期集中でやった方が、確実で効率的ですし、すぐに達成感が得られて楽しいです。

次に、2点目。
例えば「2週間で300個」なんて場合、1日目にまず初めの150個に目を通して、覚える努力をするべきです。しかし、当然1日で150個完璧にするなんてことはできません。それでよいのです。また覚え直せば良いのですから。
2日目は後半150個を覚え、3日目に再び前半150個を覚えます。こうして、2日に1度、同じ150個の単語に触れることで、徐々に定着していき2週間経つ頃には殆ど完璧になっているでしょう。

最後、3点目。
英作文のことを考えると、英訳できるようになることは必要です。
しかし、だからと言って、いきなり日本語→英語を出来るようになる必要はありません。
まずは、比較的簡単な英語→日本語を目標に頑張りましょう。
こちらの場合、正確なつづりを覚える必要がありませんから、何度も何度も紙に書く必要もありません。電車の中などで、「単語を目視、日本語訳を想起」を繰り返せば良いのです。
英語→日本語が終わったら、いよいよ日本語→英語を始めるわけですが、すでに何度も何度もその単語を目にしているため、こちらも比較的スムーズに進みます。

当然ですが、発音、品詞も同時に覚えてくださいね!

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おすすめの参考書 英単語3

前回の記事に引き続き、英単語帳を紹介していきます。

リンガメタリカ

特徴は
  • 入試の文章に出やすいテーマについて、背景知識と専門用語を紹介
  • 連語で覚える
  • 速単と同様、文章を通じて覚える。文章は平易
この本のポイントは背景知識と専門用語ですね。
東大の場合、特には専門用語は必要ないですが、医学部など学部によっては必要になるでしょう。
単語を覚えるためというよりは単に読み物として使ってました。
純粋に
以下、Amazon「テクマル」さんのレビューを引用
「経済」「社会問題」「インターネット」といった、11の時事的なテーマで構成されています。
英語の勉強だけでなく、時事問題をきちんとわかりやすく説明しているのがよいです。

それぞれのテーマ内は次のようになっています。

 ・基礎知識の解説
   8ページくらいで説明。
   例えば、「経済」だとアダムス・スミスに始まり、経済理論の歴史を概観します。
   この中で、基本的な語彙(an invisivle handなど)も出てきます。

 ・英単語
   関連する英単語が2ページで説明。
   すばらしいのは、必ず冠詞がついていること。これ、重要です。
   そして、「analyst」ではなく、「a market analyst」と、頻出する使い方が書かれているので、
   ものすごく実用的だと思います。

 ・文章
   前のページで学んだ英単語が出てくる短い記事です。
   だいたい半ページから1ページの長さ。
   大学受験に出た文章です。

 ・その他の語句
   英単語と文章が5つほど繰り返されて、最後にその他の語句がまとめられています。
   あわせて、よく耳にする時事用語の解説、英作文の練習があります。

とにかく勉強しやすい構成です。


これに飽き足らない人には同じ著者中澤幸夫テーマ別英単語ACADEMIC初級中級(人文・社会科学編)中級(自然科学編)上級(人文・社会科学編)上級(自然科学編)をおすすめします。
構成は殆ど同じですが、大学受験向けに作られてはいないようで、文章はずっと難しいです。
まあ、もう完全に趣味の領域ですね。
ただ、2000円でCDまでついてくるのはお得です。(速単の場合、本体1000円、CD3000円ですからね…)

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おすすめの参考書 英単語2

DUOが終わったら、「次はこれ!」という単語帳を紹介していきます。

英単語ピーナツ銅メダルコース 銀メダルコース


私が通っていたZ会東大マスターコースのテキストにおすすめの単語帳として載っているのを見て存在を知りました。
特徴としては
  • ピーナツと言うくらいで、「形容詞+名詞」や「動詞+名詞」など2単語セットで覚える(←これが最大のおすすめポイント)
  • いきなり日本語→英語で覚えていく
  • 解説や類語、対義語などはなくシンプルな構成。ひたすら反復して覚えろという感じ
  • 紙が厚い(←短所)
  • スペルミスが多い(私が買ったのが初版だったからでしょう)
  • 1000円ちょっとでCDもついている
  • 収録単語数が多い
このシリーズは銅メダル、銀メダル、金メダルとありますが、金メダルはレベルが高すぎて、少なくとも東大受験生には必要ないと思います。早慶の一部学部や、外大、上智などを目指す人にはいいかもしれませんが…

速読英単語上級編


速読英単語の上級編です。収録されている単語のレベルはかなり高いので、必ずしも暗記しなくてもよいと思います。ただ、読み物として、電車の中などで読むのにもってこいです。
語根の解説などあり必修編よりも内容は充実しています。
以下、Amazonの「suichan」さんのレビューの引用。
こいつは使える奴ですね。通学時の暇潰しに読み物として使ってました。シス単で言うところの四章レベルの単語が多いですね。このレベルの単語は長文を通してでないと身につきにくいので、そういった意味でも速単上級は役立ちました。それと、巷で言われてるほど構文とかは難しくないので旧帝大や早慶志願者はやっとくといいかと。ただ、東大〜早慶受験の経験から言わせてもらうと、実はこのレベルの単語はそれほど出なかったりします。それなので単語自体はそれほど必死こいて覚えなくても大丈夫です。それよりはこいつで未知単の推測や大意把握の練習をするとけっこう力が付きます♪

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