前回の記事では、個別指導の講師は基本的には大学生アルバイト講師だと考えて良いと言いました。
車内広告を見るに、塾の方も大学生講師を使ってることを隠そうという気もないようですから、消費者の方もだまされることもなさそうですね。
個別指導の次に大学生講師の割りあいが多いのは、中学受験の塾でしょう。
私が、塾講師ステーションというバイト仲介業者のHPで見た限りでは、SAPIX、早稲アカ、市進、希学園、ena、臨界セミナー、栄光あたりが大学生講師を使っています。(もしかしたら、希じゃなくて浜学園だったかもしれません)
時給は大抵2400円程度です。
逆に、大学生を使ってないのは、日能研、四谷大塚くらいでしょうか。
しかし、塾自体が大学生講師を使っていようといまいと、旗艦校舎のトップクラスにいれば、ベテランしか割り当てられないので、心配する必要はありません。
気にする必要があるのは、塾で下の方のクラスの生徒さん達です。
彼らは塾側から「エネルギーを注いでも実績にはつながらない」と目され、単なる金づると見做されています(邪推)
お金を落とす「お客さん」という感じです。
優秀性は実績を塾に与えてくれるから、塾側も格安でサービスを提供しますが、そうでない生徒たちには極力資源を割きません。実力がなく、時給が安い講師をあてがって、適当な授業をさせます。
小学生はなかなかそういうことを自分では判断できませんから、親がしっかりチェックして、もし「お客さん」になっているようだったら、塾を変えることを考えたほうが良いかも知れません。
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