以前の記事で、私は比較的楽な気分で過ごしていたと書きました。
しかし、当時の事を思い出してみると、そうでもなかったような気がします。
頻繁に腹痛に悩まされていたのです。
朝家を出て電車の中でお腹が痛くなる、なんてことが結構ありました。
開成では、独自の問題で校内模試を実施するのですが、その当日の朝、腹痛になりました。
東京駅かどっかのトイレに籠り、排便し、漸くおさまりましたが、西日暮里の学校についた時にはもう試験が始まっていました。
2科目目から受験したのですが、全科目の成績がそろっていないため、順位は出ませんでした。
後に考えてみると、「セルフハンディーキャッピング」だったのではないかとも思われます。
人間というのは、自分の実力が試されるような状況になった時、自分の実力がなさが判明するのを恐れ、自ら実力を発揮できないような障害を創出する、と言う話を東大の過去問の英文で読みました。そのような自ら作った障害のことをself handicapと呼ぶそうです。
当時私の成績は、低下を始めていました。
高2の間は、校内模試において、グングン順位が上がり、高2の最後の模試では確か25位くらいまで行った気がします。(皆、運動会に夢中で勉強どころではなかったのでしょう)
しかし、高3の1回目、順位が下がりました。
それまで常に右肩上がりで成長を続けてきた私にとってこれはショックでした。
そんなこともあり、無自覚のうちにself handicap していたのかもしれません。
腹痛他、受験期のストレスの話は他にもあります。
長くなるので、次の記事で。
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