前回の記事では、教科書、用語集、資料集を紹介しました。
しかし、知識が全くない状態で読むには、教科書は多少不親切です。
そんなときに役に立つのが参考書。
口語調で噛み砕いて説明してくれるので、理解しやすくスイスイ読み進められます。
土台には教科書があって、教科書を理解するために参考書を読むのです。
私が東大特進で受講していた荒巻先生は「最終目標は、教科書の内容をすらすらと理解できるようになることだ」と言っていました。
そんな彼の参考書、「
荒巻の世界史の見取り図」は東大受験生から絶大な支持を受けていました。
知識よりも、因果関係、背景などを重視する彼らしく、用語は最低限しか出てきませんが、他の参考書以上に全体の流れが理解しやすいです。
言わば、大論述向きですね。
一番初めの「さて、世界史の勉強でも始めるか」という時期に読むのに向いています。
まずはこの本で大まかな流れをつかんでから、細部の知識を入れていけばいいです。
そして、知識を入れるのに最適なのが、
ナビゲーター世界史。
「
見取り図 」のような惹き込まれる面白さはありませんが、網羅的です。
この2冊で世界史に触れ、理解した後は、知識を定着させる必要があります。
そこでおすすめなのが東進の
世界史B一問一答。
一問一答は山川やZ会も出していますが、これが一番内容も豊富で使いやすいです。
これは、本当に数えられないくらい何周も何周もやり込みましたね。
なんせ、知識と言うものは放っておくとすぐに零れ落ちてしまいますから…
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