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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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開成を受験した話2

2/1、いよいよ大本番、開成入試です。
私は、千葉からの長い通勤電車の中で体力を消耗しないように、また、うっかり寝坊しても大遅刻しないように、という母の配慮から、八重洲にホテルをとり、そこから西日暮里に向かいました。(塾の仲間は普通に千葉から行ったようでしたが)
以前の千葉3校の記事ではしつこく、電車が受験生で大混雑した、と書いてきましたが、さすが東京、開成入試があるくらいじゃ全然混みません。むしろスカスカだったような気がします。
さらに、私を驚愕させたのが、開成の校門の前に並ぶ塾関係者の数でした。
勿論、千葉の学校にも教え子を応援に来た先生たちは沢山いた(たぶん)のですが、開成の場合それに加えて、将来の開成生にむけパンフレットを配布する業者が大勢いたのです。
しかも、そのパンフレットの中には、シャーペンや消しゴム、クリアファイルが入っており、「タダでこんなものが貰えるのか」と驚き、喜んだことを覚えてます。

中に入ると、受付で携帯の電源を切らされ、封筒に入れられ、ホッチキスで封をされました。これも新鮮だった気がします。(千葉では確かやってなかった)
それから、教室に行ったわけですが、さすが開成、歴史が古いだけあって校舎も古い。天井が高くて、暗くて、寒々しい印象でした。
この教室で6年後、文系物理の授業が開かれ、しかし、選択授業だったためほとんど出席せず、結果としてセンターで70点をとることになろうとは知る由もないのでした。

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