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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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開成を受験した話7

2/3、はるばる西日暮里まで結果を見に行ったんでした。
そして、なんと、自分の番号があったんですね~。
嬉しかったのは、言うまでありませんが、それよりも、驚きの方が大きかったかもしれません。

母親は目に涙を浮かべて歓喜していました。
高校受験にせよ大学受験にせよ、子供が受かれば親は当然喜びますが、中学受験の場合その喜びは特に大きいです。
小学生は自意識もそれほど発達していませんから、プライドだったり見栄だったりもそれほど強くありません。社会のありようもまだ知りません。ですから「できるだけ偏差値の高い中学に行くのが良いことだ」という考えも、周囲の大人から与えられ、吟味することなく受け入れたにすぎません。勉強も塾が主導しますし、その塾は親が選びます。つまり、中学受験は親子一体で、親の舵取りで行われるのです。
親の受験への参加度は、子供の年齢が上がるほど、低下します。
小学受験などは完全に親勝負だそうです。一方大学受験は金銭面以外本人の闘いですよね。
Z会の東大マスターコースでの話ですが、数学の山下弘一郎講師が「大学受験はこれまでの受験とは大きく異なる点がある。それは大学受験は受験生本人の力を問われる試験だ、ということだ」と言っていたのですが、それはこういうことでしょう。

まあ、そんなこんなで合格が決まり、親は親戚や友人に電話をしていました。塾にも電話をしました。先生は大変に驚いていました。やはり、あの国語の再現答案を見て、「こいつは落ちたな」と思っていたようです。

合格が決まって万々歳ですが、この後また悩みが出てきますが、それは次の記事で。

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