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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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東大を受験した話6 ライバル

前回の記事の最後で、友人を訪ねた私が、彼をライバル視して、勝ち負けを考えてる、そんな様子を話しました。
私は自分自身のことしか知らないので、よくわからないのですが、友人であるのに負かしてやろう、と考えるのはおかしいんですかね。それとも普通なんですかね。
正直な話、私は彼に負けるのを恐れていました。
私が受かって、彼が受かるのはイイ。私が受かって、彼が落ちる、それでもまあいい。私が受かって、彼も落ちる、これは残念だが仕方ない。しかし!私が落ちたのに、もし彼が受かるようなことがあったら、それは許せない。そんな風に考えていました。
互いの事を尊敬し、互いの成功を祈るのが、友人なのだとしたら、私にとって彼は友人ではなかったのかも知れません。
私より成績が低いことで、私に自信を与えてくれたり、時に追いつかれそうになって、刺激を受けたり。
つまり、ライバルだった、ってことですね。
彼にとっても、追いつきそうで追いつけない私は良きライバルだったことでしょう。
完全に成績が拮抗するなんてことはなかなかないですから、ライバルってのは非対称な関係なんですね。

学校の教師や塾の講師が生徒に対し「受験は団体戦だ。皆で勝ち抜くぞ」などと言うことがあるかも知れません。このような激励はクラスの士気を高めるのに役立つでしょう。
しかし、やっぱり、当然ですが、受験は個人戦です。
自分の利益のために、自分で努力する。
エゴイズムそのものですから、普段は一緒にご飯を食べたりおしゃべりをしたりする「友人」であっても、相手の成功なんてものはどうでもよくなるんです。

2科目目は数学でした。
この試験で私を始め多くの受験生たちは地獄に突き落とされるんですね~。
次の記事で詳述します。

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