東大初日、試験会場に入ったところまで話しました。
慶應受験の時、直前にきれいなトイレを求め走り回った話を以前の記事で書きましたが、この日もトイレに行きました。
教室が古いわけですから、その中にあるトイレも当然古いです。
しかし、慶應の時のように探し回るわけにはいきません。
慶應は、私大にありがちなのですが、建物1つ1つが大きく、それぞれがつながっていました。ですので、外に出ずとも、清潔なトイレを求めてどこまでも進んでいけたのです。
一方、駒場は建物がそれぞれ独立しています。
いくら、潔癖症の私でも、さすがにトイレに行くために外套を羽織って、初めて来たキャンパス内を歩き回ることはできませんでした。
そんなわけで、我慢してトイレを済ませ、いよいよ試験開始となりました
一科目目は国語。
2年経ち、問題は忘れてしまいました。国語はいつも偏差値50を割るような私でしたので、難しいのか簡単なのかもよくわかりませんでした。「まあ、いつもどおりかな」という感じでした。
あー、でもどうだったかなー。一問ぎりぎりで書き直そうとしたものの、書き切れず、そのまま出したなんてのがあったかもしれません。それを結構気にしていたような気もします。
国語が終わると昼休みです。
ここで、あの火傷が効いてくるんですね。
昼食用にサンドイッチを持ってきていたのですが、食べるときに上顎にあたって痛いんです。
結局、食べきらなかったと思います。
サンドイッチを諦めた私は、他の教室の友人を訪ねました。
国語が得意な彼は、「簡単だった」と豪語していて、まじかー、と焦った…いや、別に焦らなかったかもしれません。
模試などではいつも私が彼を圧倒していましたから、国語で負けてもまあ英数でいけるだろ、と内心たかをくくっていました。
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