千葉の渋幕信仰の話をしているうちに思い出したので、横道にそれますが少し書きます。
千葉には渋幕信仰の他に「県千葉信仰」「千葉東信仰」「県フナ信仰」がありました。
兄や姉が上記の高校に通う小学生たちはそれを周囲に自慢し、自慢された方は自慢された方で素直に、すごいなあ~などと思っていたものです。
私も小6の2月か3月かに友人の一人から「俺のねーちゃん、ちょー頭いいんだぜ。ヒガシに通ってるもん」と自慢され、心の中で、開成に受かった俺に言うかねっ。ヒガシがなんぼのもんだよ。と思ったものの、少しばかり大人になりかけていたので、「へーそんなんだ」とだけ応えたことを覚えています。
渋幕のテストを受けた話をしましたね。
そういえば、渋幕を受けた日も街は混雑してましたね。駅から校舎までの長い距離、無機質な街の中をぞろぞろ受験生たちが列になって進みました。途中、歩道橋があるのですが、人が目いっぱい乗り、風でぐらぐら揺れていたのを思い出します。
「理科を見事解き切り達成感を感じた」とは書いたものの、やはり、市川、東邦同様「これは落ちたんじゃないかなあ」といった感想でした。
悲観主義者なんです。
大学入試の時も、これは変わらず、慶應落ちたなあ、などと思ったものです。
しかし、悲観主義は受験には大事ですね。
すぐ調子に乗って慢心する人は落ちることが多いです。
常に、何か抜けてないかな、と点検し、また、失敗したらどうしよう、と対策をしておく。こういう姿勢は受験で大切だと思います。
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