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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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東大を受験した話13 結果発表までの絶望の日々

東大は落ちた、そう確信してました。
家に帰って、早速一橋の数学を解いてみました。
結構簡単に解けて、少し気が楽になったのを覚えています。

それからの日々は昼頃に起き、はまっていたドラマのDVDを見たりしつつ、毎日1年分ずつ一橋の過去問を解いて過ごしました。
後期一橋経済は英数のみだったので、あっという間に終わりました。

東大入試の数日後、慶應経済の合格が分かりました。
もしかしたら落ちてるんじゃないかなあ、と不安に思っていたので少し安心しました。
ここで、もし東大に落ちて、なおかつ一橋にも落ちたら、早稲田と慶應のどっちに行くかという問題が出てきました。
本音を言えば、慶應の方がいいと思ってました。
勿論、早稲田の在野精神もいいのですが、やっぱり慶應の都会的イメージに憧れがあったのです。
しかし、そこは東大受験生。「私大なんてどこも同じ」と豪語し、行き易い早稲田にするよ、と言ったのでした。

3月1日に高校の卒業式があったりするうちに、10日の合格発表をいよいよ迎えました。
私は、絶対に落ちたものだと思っていたので、本郷に見に行く気もありませんでした。
しかし、発表の数日前に東大特進から電話があったのです。
当日は、合格者達でパーティをするし、そこで1万円の図書カードをプレゼントするし、大学生活で役立つプレゼントも貰える、とのことでした。
まあ、受かってることはないだろうけど、もし受かってて1万円貰い損ねるのは惜しいなあと思い、行くことにしました。

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