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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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世界史 荒巻豊志先生の教え2

そして、初回の授業。
座席表もないので、教室にそれぞれまばらに座っていると、授業開始5分前くらいに荒巻がドアから顔をのぞかせて「前詰めて座れ。そうじゃなきゃ授業やんないよ」。
こわ~ッ!!って感じですね。
そして、鼻持ちならねえ奴だなと思いました。
まあ、しかし、その他の講師にはない偉そうな感じ、生徒に媚びない感じが「逆にすごそうだ」と思わせたりするんですよね。
初登場から衝撃的な彼でしたが、その後も驚きの連続でした。
「貧乏人ってドン・キホーテ行くの好きでしょ」「杉並区と世田谷区以外はくそです」「そこらへん歩いている人はみんな馬鹿です。何も考えちゃいない」など過激な発言も多く、また授業冒頭に行う小テストで最低点だった人はその日ずっと立って授業を受ける、一人ひとりに一問一答を聞いていって、答えられなかった人は黒板消しで叩かれる、など非常に緊張感のある授業でした。
しかし、それでも多くの人ははまるんですよね。
一種のカリスマだったんです。

しかし私は2,3か月で受講するのを止めてしまいました。
毎週毎週世界史の予復習に多くの時間を取られていましたし、彼の話はやや抽象的だったり、僕には今一つよく理解できないことが多かったりして、なんだか費用対効果が悪いなあ、と感じていたのです。たった60点のために、さらに言えば論述40点程度のためにこんなにエネルギーや時間、お金を費やすのは間違っているのではないか。
また、大きな原因としてあったのは、以前にも書いたかもしれませんが、東大特進の存在です。
同じ人の授業がほぼ0円で受けられること(テキスト代1000円~2000円は取られるが)、特進の方は大人数授業だから精神的ストレスも小さいこと(100人~200人授業でした。緊張が無いのと、タダだという気持ちもあって何度か寝てしまったこともあります)、予習をしなくていいこと(特進はテストゼミ形式。以前は予習形式だったらしいが、予習をやってくる生徒があまりいなかった)など、どの要素をとっても特進の勝ちでした。

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