前回の記事で私が使っていた世界史の参考書などを紹介しました。
今回は具体的な勉強方法をお話ししたいと思います。
ポイントは次の3点。
- 読みながらまとめる
- 一問一答は日々、何周も
- 自分で想起できるように
1.読みながらまとめる
私は、とにかく知識を入れようと思い、繰り返しナビゲーター世界史を読んでいたのですが、なかなか知識が入ってきませんでした。1章読み終わって、その内容を思い返してみようと思ってもスラスラ出てこないのです。そして、また読み直し。
これじゃ、時間の無駄だ、と思った私は、読みながら本の余白にメモを取ることにしました。
箇条書きで出来事を並べたり、固有名詞とその簡単な説明を書いたり。
今まで、どんどん読み進めることばかり考えていたのが、ちゃんと内容を整理しながら読むようになり、記憶に定着しやすくなりました。
また、あれ何だったっけなあ、と思い読み返す時も、メモ部分だけを確認すれば済むので簡単です。
これを最初からやっとけば、もっと早く世界史が完成したのになあ、なんて思います。
速く進みたい、と焦る気持ちもわかりますが、だまされたと思ってぜひ1回試してみてください。
わざわざまとめ用ノートを作ったりせず、「余白に」「簡単に」書くことがコツです。
2.一問一答は日々、何周も
知識は覚えても、確認しても、すぐに忘れてしまうものですからとにかく繰り返しましょう。
途中で心が折れてしまいそうになるような日もあると思いますが、諦めないで。
単純作業ですから、惰性でやり続けましょう。
3.自分で想起できるように
センターの問題の多くや2次の第3問などの対策は一問一答がベストでしょう。
しかし、出来事の前後関係を答えさせる問題や論述問題などは、一問一答だけでは不安です。
誰かに問われずとも自分から知識をスラスラ出せるようにならなくてはいけません。
先生の授業での説明を自分で再現できるようになるのが理想です。
私はテーマを決めて、先生が板書するような内容をノートに書き殴り(丁寧に書くのは時間の無駄)、知識のあやふやな所が無いか確認してました。
長々と書きましたが、要するにアウトプットしろ、その中で穴を見つけろ、ということです。
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