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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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集団授業のススメ③ ~死んだクラス~

前回の記事では、私が初めて教壇に立った話をしました。

しかし、かえすがえすも信じがたい話ですよね。
高3の10月にいきなり18歳の大学生講師がやってくるなんて。
ええ、勿論一番下のクラスでしたよ。
塾側から見れば、一番レベルが低くて、しかも人数も極めて少ないクラスなんてのは、資源を振り分けるに値しない「死んだクラス」なのです。
合格実績にも貢献しない、売上も上げない、そんなクラスには一番人件費の安い新人バイトを割り振っとけ、ってなもんです。
塾の存在意義ってのは成績を上げたり、志望校に合格させたりって事ですが、ことこの捨てクラスに関しては完全にその義務を放棄していると言っていいでしょう。
しかし、だからと言って塾は責められる謂れもないと思います。
彼らは、経済主体として合理的な判断をしているだけですから。
消費者がよくよく観察して見極めなければならないのです。
しかし、残念ながら、成績の悪い生徒というのは、なかなかそれができません。(消費者は厳密には、保護者ですが)
彼らは勉強に関して自信がありませんから、塾のカリキュラムだったり、講師の質だったりを「これはカネを払うに値しない!」なんて判断できないのです。
成績が伸びない原因を、塾や講師ではなく、自分の無能に帰してしまうです。

逆に勉強の得意な生徒は堂々と授業に評価を下します。
斯く言う私も、たとえ多大な信頼を寄せる講師の講義であっても、内容によっては「時間とカネの無駄だわい」と思い、アンケートに堂々と「1」をつけていたものでした。

生徒自身が勉強が不得手で講師や塾を適正に評価できない場合は、親がその役割を果たすべきでしょう。
塾の力を入れている生徒層のレベルと自分の子供のレベルがあまりに乖離していないか。
しっかり見極めて、最適なサービスを提供している業者を利用すべきです。

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集団授業のススメ② ~初めての教壇~

前回の記事で、私が集団授業を始めた経緯をお話ししました。

私が初めて授業を持つことになったのは埼玉の私鉄沿線の校舎でした。
某アカデミーは池袋や御茶ノ水にも校舎があるのですが、そこには決して配属できない、と面接時に言われてました。
何故でしょう。
池袋や御茶ノ水は西日暮里に近い。
当然、開成生も少なからずいる。
彼らのうち誰かが私に気付くかもしれない。
大学生が講師をしていることが露呈してしまう。
こういった論理で私は少なくとも池袋、御茶ノ水には行けなかったのです。
だからと言って、埼玉はないだろう、と今では思いますが、当時仕事を必要としていた私は飛びついたのでした。
当時私は吉祥寺に住んでいましたから、随分頑張ったものです。

そしてびっくり、なんと私は高3の授業を任されたのでした。
受験学年の担当者が年度の途中で切り替わる、しかも集団講師未経験者に任せる、しかもしかも、生徒と講師は1歳しか違わない、しかもしかもしかも、その事実は生徒と保護者には内緒、ということですべてが衝撃でした。

初めての授業。
扉を開けます。
生徒はなんと3人。
拍子抜けです。

そうです。集団だからと言ってそんなに身構えることはないのです。
考えてみれば当たり前の話ですが、少子化、不景気のこの時代、どの授業も生徒がたくさんなんてわけはないのです。
案ずるより産むがやすし。
皆さんも恐れず、集団にトライしてみましょう。

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集団授業のススメ① ~失礼な友人~

駿台個別は「個別指導なのに時給2000円」ということで多くの大学生が強い興味を抱くようですね。
私に言わせれば、たとえ時給2000だろうとも、個別指導をするくらいなら集団に行ったほうがよっぽどマシだと思うのですが...
しかし、友人なんかと話していても、集団授業を敬遠する人は多いようです。
確かに気持ちはわかります。
多くの生徒の前に立って、2時間とか3時間とか講義をするってのはなかなか大変そうなことです。
かつて私もそう思ってました。
集団塾は選択肢から除いて考えていました。
そして、その結果ひと夏時給1200円で過ごすことになったのです。

夏休み中のある朝。
私はある友人と一晩中カラオケで歌ったのち、早朝のラーメン屋にいました。
そこで私の時給を聞いた彼は「えーっ!」と驚き「コンビニバイトと変わらないじゃん」と失礼なコメントをしました。
「安いよな」とは本心では思いつつも「普通のバイトより200円高いんだもんね」とどうにか自分を誤魔化していた私は、彼の率直な発言にショックと怒りを覚えたのでした。
そして、家に帰ったのち、速やかに○○セミナーや○○アカデミー、○○会(鉄緑ではない)それに家庭教師の募集に応募しました。

数週間後、アカデミーと家庭教師が決まりました。
セミナーと会の方は時間的余裕やそれぞれ固有の問題によって、就業を断念しました。(また、いつかお話しします)

そして、10月、ついに私は集団授業の教壇に立つことになるのです。

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