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開成東大の私が、受験の教訓、語ります。

受験の神様

   

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慶應経済受験2

慶應経済ですが、私は数学で受験しました。
東大受験生だったら普通でしょう。(早慶の社会は重箱の隅をつつくような問題を出すことで悪名高いですからね)
それにしても、KKは数学を選んだ場合、英数国(厳密には小論文だが)だけで受けられるんですよね。早稲田の政経もそうです。ゆるいですね~。理系の人でも全然受けられるんです。現に私の友人で理Ⅰ志望だった人も受けてました。こういう点でも理系の方がつぶしがききますよね。

教室に入り、席に着くと、隣の男がなんと、東大英語25か年を開いて段落整序なんぞを解いているではありませんか。慶應が本命でないことはわかるが、いくらなんでも、入試があとちょっとで始まろうというのに他大の過去問を解くことはないではないか。まあ、彼も、どうしても段落整序を解きたくて解いてるのではなく、周囲の慶應受験生たちに「俺はお前らとは違うんだぞ」と威嚇をしたかったのでしょう。
そんな彼を横目に席に着いた私は、普通の英単語帳なんかを眺めていた気がします。
そうこうするうちに試験が始まりました。
問題を読むうちにビックリ。易しい~。ホントに正直な感想として、センターと大差ないと思います。確かbiodiversityにまで註がついていました。まあ、センターや早稲田と違うのは最後にエッセイを書かなければならないことでしょうか。しかし、世間が言うほど難しくないんだな、と思いました。
続いての数学はもっともっと簡単で驚きました。
だからシブンはばかなんだ
小論文は慣れないこともあり、不安を残す結果となりました。

試験終了後東大志望と思われる二人組が「小論文余裕だった」「時間余って寝た」などと言っているのが聞こえ、まったく、そんなアピールしたいかね、と思ったものでした。

正直言うと、私は小論文失敗したな、慶應受かんないかもな、と思っていました。
そんな中、慶應卒の叔母から、「小論文はボーダー付近の人の分しか読まない」という情報が寄せられましたが、今なおその真偽は不明です。

東大入試の数日後、慶應の合格発表がありました。
受かってました。

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慶應経済受験

どこかの記事でも書きましたが、私は東大文Ⅱの他に、早稲田の政経と慶應の経済を受けたのでした。本当は早稲田だけでいいといっていたのですが(受験料3万がもったいなく思えた)、親がこっそり慶應にも出願していたのです。これはナイスでした。これまた以前記事に書いた通り、私はセンター利用で早稲田の政経に受かってしまっていたため、もしもKKを受けなかったら、いきなり東大2次を受けることになっていたのです。やはり受験のリハーサルはしておきたいものです。

試験前にトイレに行きたくなったのですが、教室のある建物が古く、どうもトイレも汚そうだったので、キャンパスを歩き回りきれいそうなトイレを探しました。見るからに新しい建物があったのでそこでトイレに入ったのですが、なんと!長蛇の列ができているではありませんか。(まあ、当然ですが)
しかし、他のトイレもどうせ混んでいるだろうし、ここより古いだろうし、と諦め列に並ぶことにしました。だいぶ待ちました。試験開始に遅れたらどうしよう、などと考えているうちに順番が来て、個室に入りました。すると、なんということでしょう。そこにあるのは和式便所ではありませんか。こんな新しい建物なのに!しかし、一度入ってしまったのでもう出るわけにいきません。時間もないし。仕方なく、慣れない和式便所で用を足していると、別の個室からウォシュレットの音が聞こえてくるのです。驚きました。
後で確認したのですが、どうも、ウォシュレット付の洋式とそうでない洋式と和式の全てが、一つのトイレに集められているようでした。
慶應も意外にお金がないのかもしれませんね。

試験の詳細は次の記事に回します。

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入試期の心境

受験生の中には、精神的に参ってしまう人もいるようですが、私は現役だったこともあり、割と穏やかに過ごしていた気がします。
勿論、初動が早く、模試もA判定ばかりで、特に高3の秋の校内模試やZ会の塾内模試で過去最高の成績を出したことや、皆がセンター試験の失敗を嘆く中でほぼ9割をとったことなど、絶好調のなか入試期に突入したことが精神の安定に大きく寄与したことは事実ですが、意図的に落ち着いた気持ちを作っていたのもまた事実です。

私は当時からコーヒーが大好きでした。
焦燥感を周囲に見せまいと、これ見よがしに休憩を取り、泰然とコーヒーを飲み、少し散歩などしていると、それにつられ本当に心が落ち着いたのでした。

前の記事で書いた、河合の直前テストゼミを受けた日も、お昼休みにコンビニでコーヒーとアイスを買って食べ、テスト後は自習室でゆっくりじっくり解説を読み(世界史と地理だけだが)、帰りにスターバックスでフラペチーノを飲みました。不思議なことにそんな細かいことまで、覚えています。

別の記事で詳しく書きますが、東大2次の前に試験慣れということで慶応経済を受けたのですが、その時もお昼休みに、日吉構内のタリーズでコーヒーを買い、冷気の心地よいキャンパスの中を散策しました。帰りには、日吉の駅ビルをチェックし、武蔵小杉を歩き回りました。
そういえば、武蔵小杉の駅で慶應受験生と思われる二人組の「爆死した。英語終わった時点で帰ろうかと思った」なんて会話を聞いたりもしました。

話が横道にそれましたが、この記事で言いたいことは、焦るのはやめて、心を落ち着けなさい。そのためには、平然を装いなさい。心が後からついてくることもあるから。ということです。

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